Debian流にFreeBSDが利用できることで期待のDebian/kFreeBSD。 そのテスト版に、そろそろ正式版リリース予定のFreeBSD 9.0のカーネル類が提供されたようなので、 早速試してみた。
まずはカーネル。直接wheezyをインストールしようと試したもののうまく行かず、 今回もsqueezeからのアップグレードでwheezyを入れた。 アップグレード方法はlinuxなdebianと同じく、sources.listを書き換えて更新するだけ。
FreeBSDといえばZFS。8.3以降はpoolのバージョンが28になるということで、 こちらもv28になっていることが確認できた。 zfsutilsをインストールすることで利用できるようになる。
FreeBSDといえばもうひとつ、jailがある。こちらも最近ようやくDebian/kFreeBSDに提供されて、 wheezy以降なら利用できる。debianなのでjail環境はdebootstrapで一発作成。
そして、BSDといえばpfも使える。まだpflogは使えない(?)ようだが、 とりあえずpfそのものを有効にすることはできる。これ以外にも追加されつつある機能はいろいろとあるもよう。 ただ、testingだけあって安定性の面でやはりまだ難がある (この記事を書くにあたっても、1度ファイルシステムが壊れた) ようなので、常用するには難があるかもしれない。
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